教育

2009年1月 6日 (火)

わらびっ子たち

かつてあった「月刊わらび」を読み返すと、いろいろなものが見えてきます。

わらび座の保育の中にある子どもたちの自治集団。

その中だからこそ育った子どもたちの力の土台。

そんなふうに育った子どもたちが、大人になりどれだけ素敵に花開かせていくのか。

ここでは記事のごく一部を、仮名にして紹介します。

1995年1.2月号「わらびっ子たち〈262〉」より

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若あゆ(わらびっ子小学生)の年送り会が(略)開かれます。

六年生会議でAとYの二人がイメージを出し合い、それをもとに(略)班会(四年生以上)がもたれました。

恒例の組別対抗の劇はAをリーダーとする組が「スパイダーマン」、Yをリーダーとする組が「マッチョのクリスマス」。

若あゆでは、女の子がリーダーとなったときに台本を書くノートが代々受け継がれています。今年もYとN(五年)、E(四年)が八ページ以上にもなる台本をつくりました。

(略)小さい子をまとめていくのがなかなか大変なのですが、六年生二人の様子が変わってきています。

Aは小さい子が騒いでも怒るだけじゃなく、余裕を持って接するようになってきました。

Yは練習の最後にきちんと掃除をして帰っていきます。

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2008年10月 1日 (水)

「演出家の仕事」

わらび座ミュージカル 「火の鳥」 演出

栗山民也著 「演出家の仕事」 岩波新書

Kuriyama_t 第1章 「聞く」力

この第1章だけを読んだ時点でもう、大きな衝撃を受けました。

これが教育学者から発せられた言葉ではなくて、

演劇の演出の仕事から栗山さんが学ばれたことなのです。

国民の声を聞こうともしない政治家が閣僚になり、

教育にゆがんだ介入をし支配しようとするこの現実。

辞めた大臣とは全く逆の方向に、

今、私たちがこの本から学び、教育が演劇の手法から学び、

子どもたち大人たちが、

身に付けるべき大切な力を育てていく事が、

この社会に何よりも大切なことと思います。

※以下本文より、ごく短い言葉だけをごく部分的に引用。

※著者の本意は、本を買って読んで下さい。

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  • 一番大事なことは、「聞くこと」
  • 話すことよりも、まず人の声を聞くこと
  • 小さな声を、掬い取るつもりで、耳を傾けてみることが大事
  • 聞こうとしない人間には、何も聞こえてこない
  • 聞くことで、他者への想像力を限りなく広げてゆく
  • 人間の心の動きを聞くことが大事
  • 生活一般すべて「聞く力」が重要
  • 相手の言葉を聞くこと、感情を読み取ることから対話がはじまっていく
  • 聞くことは、私たち現代人にとっての、大切な関係のレッスン

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